|
【評】庄川は八月の全日本少年大会で四強入りした実力校を相手に攻守
両面で健闘したが及ばず初陣を飾ることができなかった。
対戦相手・鹿児島育英館は八月下旬に全日本大会で3試合、さらに
前日すでに1試合を経験しているのに対し庄川は初戦で対戦予定だっ
た今年の全中優勝校・大田二中が大会前に出場辞退したため、この試
合が練習試合を含め七月の県民体育大会以来の対外試合。試合勘が不
安視された初回、先頭山中の三塁打を皮切りにいきなり2点を先制さ
れると三、五回にも手痛い失点を喫してしまった。攻撃ではタイプの
異なるハイレベルな相手右腕3投手に対し、持ち前の積極的な打撃で
三回以降毎回安打を放ったが2併殺を喫するなど堅守に阻まれ得点に
繋げることができなかった。
敗れはしたものの約2ヵ月ぶりの実戦登板となった主将兼エース松
原悠が配球を変えた二回以降、強力打線を相手に持ち味を発揮したほ
か終盤には四球や失策でピンチを招きながら高い集中力を維持し続け
最少失点に抑えるなど、培ってきたチームワークを結実させる戦いを
見せ好印象を残した。
徳田凌監督は試合後「昨秋から打撃強化を図ってきただけに完封負
けは残念。ストレートに対しての攻略法をもう少し見出せたのではな
いかという反省点はあるが松原悠-大丸のバッテリーが二回以降、強
力打線を抑えるなどいい部分もあった。砺波地区から全日本大会初出
場という歴史を作った三年生部員たちの頑張りを讃えたい。また自校
はもちろん砺波地区全体をレベルアップさせたいという思いもあるの
で今回の初出場がそのきっかけとなるよう、今後も取り組んでいきた
い」とこの試合、この一年を振り返りながらさらに前を向き初出場の
戦いを終えた。
|